2学期を迎えて
校長  茅野 修
 地下埋設管(水道・消火栓・蒸気)の盛り替え工事を無事に終え、大型道路ローラーにて運動会を控えてのグランド整備も行い、2学期の準備を整えたなか、始業式は殆ど全員が登校し学校に活気が戻りました。それぞれ楽しい思い出と決意を胸に2学期がス タ−トしました。
 早速運動会の練習に取り掛かり、皆様にご覧頂けた様に大変立派に出来ました。1年生は1年生らしく可愛く演技をし、元気よく出来ました。上級生は上級生で、ダンスや組体操など力強く堂々としていて気持ち良く、私たちに感動を与えてくれました。
 中学3年生の皆さんの頑張りは今年もしっかりと受け継がれていることを示してくれました。北京日本人学校の誇りとできることの一つです。日本人会の皆様、保護者の皆様、熱心にご声援を下さいまして有り難うございました。この大きな行事の運動会が、大成功裏に終えられたのも皆様方からの温かいご支援があったればこそで、ここに深く感謝申し上げます。                             

 4日から8日まで夏休み作品展がありました。それぞれの作品に表れた成果は言うまでもなく、工夫し、苦労し、長い時間をかけ、集中して取り組んだ子どもたちの姿を受け止めることが出来ました。
 多種多様な作品や研究物のなかには、親子の共同作業、親子合作のものも見られました。夏休みだからこそ出来る営みで、親が身に付けた知識や経験、そして、技術を子どもに伝えていること、また、子どもの側から見れば親から様々なことを学んでいく良い機会となったことが伺い知れました。当然、展示された作品・研究物には、子ども自身の力だけでやり遂げた物もあります。いずれの形であっても、お子さんが満足感・成就感を持ち、次の意欲に繋がっていくことが大切だと思います。
 そのような意味において今年の作品を鑑賞しましたが、いずれもお子さんの努力や意欲を感じさせられました。担任からは個々の子どもたちに学年に応じた評価を与えてくれるものと思います。
 私がとりわけ印象に残った作品のなかで、中学生のT君の旅行記のまとめとして、「最後に、今回この旅を企画してくれたお父さん、旅先でお世話になった方々、そしてこのレポートを読んで頂いた方に感謝します。」という文章がありました。
 世界自然遺産を訪ね、父親の仕事に関係する[国連開発計画]の貧困対策プロジェクトが実施されている農村を訪ねる旅から学んだ事を「みんなが貧しい農民達の生活をじかに見て、自然のすばらしさを感じるチャンスがあれば資源の無駄使いをすることも少なくなり、自然を大切にする人がもっと増えるのではないかと思います。今回の旅では第一に苦労し、第二に学び、第三に疲れました。」と結論づけています。旅を企画してくれた親への感謝を素直に言葉で表現していました。素晴らしい親子合作の旅行だったと思います。

 この夏、日本人学校の教員は、日本人会が支援して校舎を建てた希望小学の中の3校に5名ずつ計15名が2泊3日のボランティア活動として多彩な教育活動を行いました。実施前は初めての試みに不安でいっぱいだった教員たちも、十分な教材教具も無い中で目を輝かせて学校生活を楽しむ子どもたちと触れ合ううちに「是非、来年の夏も同じ学校に行きたい。」と、積極的な気持ちになっていました。T君と同じように結論づけるなら「第一に苦労し、第二に学び、第三に疲れ、第四にこの感動を来年も味わいたい。」 ということになるでしょう。意気に感じてくれた教員に感謝したいと思います。

 この2学期、職員一同力を合わせ頑張りたいと思います。今後ともご支援ご援助をお願い致します。