職員室の窓から - 入校証と警備員さん
教頭 籠谷 
 今、北京日本人学校には4人の警備員さんがいます。3月までは3人でしたが、子どもたちの安全をより確保するために4月から4人になりました。彼らの職務の内容は文字通り、子どもたちを初め、北京日本人学校に出入りする人たちや北京日本人学校そのものを警備することです。

 ところが彼らは、直接自分たちの職務とは関係のないことまでやってくれることがあります。例えば学校の周りの除草作業を手伝ってくれたり、雪が降ったときの校門付近の除雪作業も手伝ってくれます。また、中庭(バスケットコート)にスケートリンクを作る時、暖冬の時には氷が少しでも張るように夜遅く水撒きを手伝ってくれることがあります。

 他にも色々ありますが、特に感心するのは北京日本人学校で働いているという自覚を持っていることです。全員日本語を覚えようと一生懸命です。休憩時間などには、日本語会話の本を開いては勉強しています。また、「こんな時は日本ではどうするのか?」とよく尋ねてきます。

 6月15日の土曜学習参観を控えて、彼らは少し緊張気味でした。「カードを見せてください。」「名前を書いてください。」「次は持ってきてください。」と何回も日本語の練習を繰り返していました。大々的に入校証の提示を求めるのは今回が初めてです。お母さんたちは持ってくるだろうけど、お父さんたちは忘れる人が多いだろうから、予めどうするのか打ち合わせはしていました。だから、大きなトラブルはなかったと思います。後で警備員さんたちに感想を聞くと、「保護者の人はすごく協力的で助かった。」と話していました。「でも他の日に、同好会の人の中には、提示を求めてもまだ携帯していない人や面倒くさがる人がいて・・・」と少し浮かない顔をしていました。

 彼らは一生懸命自分たちの職務を遂行しようとしてくれています。お互い気分良くいられるように、警備員さんのためにも入校証の携帯を心掛けて頂けたらと思います