+ 校長室から + 新年度を迎えて



 3月15日に北京空港に降り立った時には,まだ肌寒かった北京にも,ようやく春の訪れが感じられるようになりました。校庭には八重桜の花が満開になり,続いてサクラも咲き始めています。
 4月10日,第28回北京日本人学校入学式が行われました。元気はつらつとした小学部63名,中学部23名の新入生を迎え,全校児童生徒459名で,新年度の教育活動がスタートしました。
 高橋校長,野村教頭以下,細矢・江渕・森本・齊藤・鈴木・千葉・上村・小林の8名の教諭が新たに着任いたしました。スタッフ関係では,安全危機管理への対応として,外務省からの予算で,警備員を3名正式採用し,4月1日から校舎内外の警備にあたり安全管理に努めております。新年度の学校運営理事会の理事の皆様を一覧として,紹介しております。15年度のスタートにあたり,私は校長として学校経営方針について時間をかけて教職員に説明しております。 │
 これからの学校教育には,さまざまな社会的課題に対応できる問題解決能力など,諸課題に主体的に取り組んでいける「生きる力」の育成が求められています。つまり,個人に応じた指導の充実に努め,基礎・基本を確実に身に付けるようにし,それを基に,自ら学び自ら考える力などを育成していきたいと考えています。私は「子どもあっての学校」「邦人社会あっての学校」との理念を持ち,教育にとって最も基本である信頼関係を児童生徒と先生,教師と保護者及び邦人社会の方とさらに強固に築いていきたいと考えています。
 今年度は選択教科の拡充をはじめ,イマージョン授業も音楽から体育へと拡充し,英語講師とティームティーチングを実施します。小学部1年と2年を3学級に,中学部2年を2学級編制として,少人数学級及び少人数学習を今年も継続して行います。英会話には,入門コースと発展コースを設定し,能力向上と英語検定の合格実績を伝統としていきます。次に,日本語の不十分な子への個別指導の充実のために,日本語指導資格を有する専任講師の採用を継続し,系統的できめ細かい指導を行います。
 私たち教師は新たな自分に挑戦し,自己の力量の向上を図っていきます。

(1)毎月1回の学校運営理事による講話及び指導
(2)夏季休業期間を利用しての青島補習校への出張授業
(3)夏季休業期間を利用しての日本人会希望小学校(月壇中学校)への訪問指導

 本校では,各教科を中心にすでに基礎・基本を明確に押さえて授業をすすめていますが,今年はさらに,生徒一人一人の理解や習熟の程度に応じたきめ細かな教育活動を行っていきます。子ども達の個性や能力を伸ばすもととなる学力をしっかり身に付けさせ,様々な体験活動を通して,豊かな人間性を育て,国際舞台で活躍できる日本人の育成を目指していきます。校長以下,教職員一同一致協力して努力 していきます。皆様方のご支援とご協力をお願いいたします。
北京日本人学校
校長 高橋 宏
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